加工食品の場合のDHAやEPAは、どのように変化するのでしょうか。これは、まったく変化はありません。たとえば、イワシの丸干しやみりん干し、開きにしたものを食べても、生のものを食べてもDHAなどは変わらないということです。それでは、その加工したイワシを期間冷凍保存した場合などに変化はあるのでしょうか。たとえばマイナス3000の冷凍庫で保存。DHAの量を調べると、6ヵ月以上ずっと変化しませんでした。しかし、冷蔵庫の温度を5℃前後に設定しておくと、約2ヵ月たつとDHAが酸化分解されて、その量が少しずつ減っていったのです。また普通の部屋に、室温で置いておきました。2週間もするとDHAはかなり少なくなってしまいました。家庭の冷蔵庫で、マイナス30℃)に設定できるものはまずないはず。そうすると、もし長期保存をするということになると、DHAのことが心配になってきます。でもDHAの量を減らさない方法があります。魚の加工品を、酸素をとおさないビニール袋に入れます。そして、スナック菓子などの品質低下防止のために使われている「脱酸素剤」を入れてしっかりと密封しておくのです。そうすると、普通の家庭の冷蔵庫で5℃前後にしておいて保存しても大丈夫です。6ヵ月以上もつことは実証済みです。
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