デザイナーがデザインした平面イメージを立体化し、実寸を出し、商品化するための型紙をつくることをパターンーメーキングといい、つくる人のことをパタンナーという。ただし、パタンナーは和製英語で、正確には「パターンーメーカー」と呼ぶ。さらに、立体裁断か平面裁断かでつくられた標準的な型紙を、拡大したり縮小したりして各種のサイズに展開していくことを「クレーデインク」といい、その専門技術者を「クレーダー」というが、パタンナーがクレーディンクを手がけるケースも多い。「型紙をつくる」のは、重要な工程だ。というのも、デザイナーが創造したデザインは単に絵にすぎず、それを実際に着られるように寸法を測り、「実際の形」にしていくのがパターンーメーキングの仕事だからだ。パターンーメーキングによっては、デザイナーやマーチャンダイザーのイメージからかけ離れてしまうこともある。そのイメージを忠実に再現するためには、素材選定や生産工程などについての専門知識が不可欠で、最近ではCAD(コンピュータによる設計)を使いこなす力も求められている。
無印良品は中国で生産したものを英国やフラソスヘ輸出して店頭に並べている。欧州での店舗展開は現在二四店(うち英国コハ店)、加えて中国・香港二店。とくに中国がWTO(世界貿易機関)に加盟したことにより、日本企業の対中ビジネスは一段と加速される。経済力がついてくれば購買力も増してくるので、需要はますます拡大してこよう。そのためユニクロは約六五の縫製工場と生産契約し、フル生産に入っている。中国の人件費は日本の一七分の一とも二〇分の一、しかも二〇代前後の出稼女子工員の数は二〇〇〇万人とも言われる。このように中国の魅力は労働力が安いこと。さらに彼女たちは覚えが早く手先も器用。視力が三・〇ぐらいの人たちが多いという。だが、ひとくちに中国人口一三億人と言うが、八億人は貧しい農民。極貧層も含めるとかなりの数だ。近年、こうした中で中産階級や金持ち層が増えているので、フランスやイタリアの高級ブランド店が進出している。ユニクロやイトキソなども最終的には中国市場の拡販を狙った戦略に入っている。前GE会長のウルチは、「中国は二五年後に間違いなくすさまじい力をもった超大国になる」と宣言している。しかし中国とつき合うには、商品だけでなく現地企業との合弁や提携でビジネスを育てていくことだとアドバイスする。
もし、いいウールのコートを着ようと思えば、できるだけゆったりとした身幅、袖つけ、裾回り、肩幅のものを求めてください。これは重ね着を考えてのことで、極寒で着るとなれば、下にはウールのスーツ、木綿か絹のブラウス、それにセーター、下着などはどうしても厚くなるでしょう。暖かく着るためのコツは、天然繊維の重ね着にしておくことです。これなら薄地でも重ねるだけで暖かいものです。たとえば、絹の靴下や下着に絹のブラウスとうすいカシミヤのセーター、そして薄地ウールのスーツに、カシミヤのコートとなれば、そうとう極寒でも毛皮より暖かく、ぜいたくな組み合わせです。若い人ならダウン・ジャケットやキルティングのコートもいいです。でも、あれはニューヨークのマンハッタンならではの産物で、東京や大阪など日本の仕事にはカジュアル過ぎるような気がします。せめてスキーやスケート、休日などに着るようにしましょう。